7月23日(土)初日舞台挨拶レポート@丸の内ピカデリー
司会:それでは、皆さんに登場いただきましょう!エドワード・エルリック役の朴璐美さん、アルフォンス・エルリック役の釘宮理恵さん、アルフォンス・ハイデリヒ役の小栗旬さん、ノーア役の沢井美優さん、デートリンデ・エッカルト役のかとうかずこさん、そして水島精二監督です。では、朴さん、釘宮さんから、ご挨拶をお願いいたします。
朴:皆さんこんにちはー!!観終わったあとで疲れちゃってるのかなーー?じゃあもう一度、皆さんこんにちはーーー!!!(会場から「こんにちわーー」の声)今日は雨が降って肌寒いなか、来ていただきましてありがとうございまーーす!!今日はステキな舞台挨拶になればいいなと思ってます、どうぞよろしくお願いいたします!
釘宮:皆さんこんにちは!釘宮理恵です。今観終わったということで、すごく心に残っているんじゃないかなと思って、いろんな取材などでも答えてきたんですけど、いかがですか~?と、聞いたりしても、モヤモヤしているだろうなって思うんですが…(笑)。どうぞよろしくお願いいたします!
司会:では次に、小栗さん、沢井さん、お願いいたします。
小栗:はい…。観終わった皆さんに挨拶するのは、すごく申し訳ない感じなんですけど…。
朴:…だいじょうぶ??(会場笑)
小栗:はい…。そんな感じで、なにかぶち壊しちゃったみたいで…。ハイ…。今日はありがとうございます。(会場笑)
沢井:こんにちは!私も劇場版でポツッと出てきたんですけど、観終わった皆さんの前にでるのは緊張します…。私も観たんですが、すごく感動しました。これからがんばろう!と思える映画だと思うので、皆さん、一緒にがんばりましょうね!よろしくお願いします。
かとう:こんにちは、今日は朝早くからたくさんの方々に来ていただきましてありがとうございます。試写でタイトルが出てきたときに、思わず涙が出てしまいました。一度観ただけ、というより、何回も観たほうがいいんじゃないかと、きっと皆さんも思っていると思います。ちょっと(私の)出来が悪かったかもしれませんが、がんばりました(笑)。今日はどうもありがとうございます。
水島監督:どうも、皆さん今日は観ていただいてありがとうございます。いろいろ思うところあるのではないかと思いますが、噛めば噛むほどいろいろわかってきて面白いのではないかと思います。今日は本当にありがとうございます。
司会:では、朴さん、釘宮さんにお伺いします。TVシリーズから一年半がたち、今日は劇場版の公開ということで、いまのお気持ちはいかがですか?
朴:いや~、どう?
釘宮:どうですかねー(笑)
朴:この日がものすごく待ち遠しかったような、不安だったような、微妙な気持ちなんですが、今日こんなにたくさんの方が劇場に足を運んでくださったということで…ん~でも、どうなんだろうね?(会場笑)
釘宮:でも、あとは皆さんに託すって感じじゃないでしょうかね?
朴:ホント、お待たせしました。いかがだったでしょうか?という感じなんですけども…。私は『鋼の錬金術師』という作品はとても底力を持っている作品だと思うんですが…。今回の劇場版は、TVアニメあっての劇場版だったんですが、またTVアニメとは違った大きなパワーを持っているんじゃないかと思っています。一回観ただけでは謎も多かったのではないかと思いますが、この作品が持つメッセージを何度も味わっていただければと思います。…あれ?終わっちゃった(笑)
釘宮:あはは、ハイ、でも同じ気持ちです(笑)
司会:では釘宮さん、何かエピソードがあれば…。
釘宮:エピソード…。私は待ち時間がすごく長かったですね。
朴:そうそう。朝10時から夜中の夜中の12時までの収録というのを2日間やりまして、30時間以上だったかな?で、理恵は1日目はあまり出番がなく、ひたすら待ち続けていたという…。
釘宮:そうなんですよ。2日目に出番が集中していたんです。で、お昼くらいに入って、夕方過ぎに始まったんですね。そのときに気分転換しなきゃとか思って、外に出たんですね。で、雨が降っていて、雨に打たれながらアルのこととか考えたりして…(笑)。
朴:今日も雨だね。
釘宮:雨ですね。
司会:逆に恵みの雨だったのでは?
釘宮:そうですね、アルに改めて向き合えたという意味では貴重な時間でしたね。
司会:では小栗さんにもお伺いしましょう。今回は映画でアフレコの際に心がけたことってありましたたか?
小栗:(朴さんのほうを見て)心がけた、こと…。
朴:何でアタシのほうを見る?何か心がけたのかなあ??なにか言ってたよね~??
小栗:何か、言ってましたか…。
朴:おいおい…。(会場笑)ほら、アルフォンスの…。
小栗:あ、そうだそうだ、アルフォンスの…。そう、アルフォンスっていうのは、今回僕が演じたのは、もともと釘宮さんが演じられているアルフォンスの、リアルワールドの世界の人間ってことだったんですけど、釘宮さんみたいな声が出せたらいいなあと思って(笑)、でもさすがにそれは難しくって、自分の声になってしまいました…。
朴:よかったんじゃない??ね~、よかったよね~~?(会場から拍手)
釘宮:ウロウロしてたよね~。みんなが座ってVTRを見てたりしてるときに、ひとりで立ち上がってふら~っと立ち上がって、ウロウロと、ね~。
朴:そうそう。で、アタシたちがあげたお菓子とかも食べてくれなかったり。(会場笑)でも、すごく集中力がある方たちとやれて良かったですよ。
司会:沢井さんはいかがですか?
沢井:えーっと、そうですね、声だけで表情が出ないので、声に気持ちを込めました。皆さんとわいわい楽しんでやれたので良かったです。
朴:アタシがあげたお菓子、食べてくれたもんね(会場笑)
司会:かとうさんはいかがでしたか?
かとう:普段はやったことがないような、闘いのシーンとかがあったんですね。で、失敗したなあと思ったのが、私の方が先に録ったんですね。で、あとから朴ちゃんがやったの。それ見て「あ、とからやればよかった~」と思いました。マイクの前で、足、蹴飛ばしてますからね(笑)。
朴:いやいやいや…(笑)
かとう:そういう姿を拝見できて、とっても楽しかったです。
司会:では水島監督、最後にひとことメッセージをお願いいたします。
水島監督:TVシリーズと同じスタッフで、劇場版も作りきることができました。今日、皆さんに見ていただけること、とても幸せに思っています。スタッフ、キャスト一同、本当に魂込めて作ったフィルムなので、何度も見ていただけると嬉しいです。今日はどうもありがとうございました。