『DVD/Blu-ray第1巻』特典映像「盲目の錬金術師」 キャストインタビュー

 
速水 奨さん(ジュドウ役)、遠藤綾さん(ロザリー役

いよいよ発売になった『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のDVD/Blu-ray第1巻の特典映像「盲目の錬金術師」に出演される速水 奨さん(ジュドウ役)、遠藤綾さん(ロザリー役)のスペシャルインタビューを掲載。

本作は、「鋼の錬金術師パーフェクトガイドブック」内に掲載された荒川弘による名作「盲目の錬金術師」の待望の初アニメーション化であり、メインキャラクターを演じられるお2人に演じる役どころの紹介と作品の魅力について迫っていただいた。




■ご自身が演じられるキャラクターの簡単なご紹介と、キャストの皆さんご本人の自己紹介をお願いいたします。
 

速水さん

「盲目の錬金術師」ではジュドウを演じさせていただきました速水です。
今まで演じてきた中で、少し色の違ったキャラクターを演じられたのかなと思います。徹底的に抑制された中で、喜怒哀楽よりもロザリーお嬢様、自分が仕えている家のことだけのために、心血を注いでいるという役どころですね。
 

遠藤さん

ロザリーという名前の女の子を演じている遠藤です。
ハンベルガング家に娘として住んでいるロザリーですが、天真爛漫で可愛らしくて明るくて、子供らしいそのままの少女という印象でしたが、演じていくと子供ながらに思うことや、子供なのに思ってしまうことに胸を打たれてしまいます。
ただお屋敷の中で暮らしているだけの女の子ではないんだなと感じています。
 
 
 

■「盲目の錬金術師」に参加されることになった感想、実際に「盲目の錬金術師」を収録してみての感想などをお願いいたします。
 

速水さん

演じる際に感情をセーブして演じることはこれまであまりなく、どちらかといえばシナリオに書かれていること以上に演じたいというのが私たち役者の性(サガ)なのですが、その中でジュドウは感情の起伏もなく、とても静かに演じることを求められた印象的な役柄でした。
まさにウィスパーで演じたというジュドウですね。その仕上がりを見て、思っていた以上にできていたのが、「やったね」という気持ちにさせてくれました。
 

遠藤さん

ロザリーは普通の女の子なので、後半のことは考えずに明るく楽しく、彼女の子供らしさが伝わるように演じました。
台本では判らなかったことがアフレコへ来ていろいろと感じられるようになり、ジュドウのもどかしさや、ロザリーが本当に思っている想いは、何気ない言葉であってもグッと胸にくるものがありました。
ジュドウのことが明かされていくにしたがって、私自身に積み重なっていくものを感じました。
 
 
 

■「盲目の錬金術師」の見どころに触れつつ、ファンへのメッセージをお願いします。
 

速水さん

本編の派手なバトルとは対照的に全編に渡って静かに物語が進んでいく「盲目の錬金術師」。
心がささくれてしまった時にご覧になったら、きっと浄化作用があるんじゃないかなと思いますので、そんな時にはぜひ1人で夜に見てほしいなと思います。
 

遠藤さん

「盲目の錬金術師」は原作のファンの方もアニメを待ち望んでいた作品ではないかと思います。
参加した側としても、待望のアニメ化をとても嬉しく思っています。ぜひシリーズ化を!と願っています。
物語はもしかしたらスッキリとした感じではなく、モヤモヤが残るかもしれませんが、間違いなく浄化されます。参加した私の中に心に残るものがありましたので、きっとファンのみなさんにもいろいろな想いを持っていただけるのではと思います。
本編と同様、こちらの映像にもご注目ください。そして楽しんでご覧になってください。